「基礎を大切に」というのは、ピアノの特にお子さまの導入期のレッスンにおいて、私が一番の念頭においていることのひとつです。その「基礎」とは具体的何を差すかというと、
・楽譜がスラスラと読める
・リズムが分かる(リズム感が身に付く)
・音の高さが分かる(音感が身に付く)
・良い指の形、姿勢で弾ける
他にも大切な要素はもちろんあるのですが、まずはこの4つ!
これがなんとなくのまま曲をこなしていくと、後々曲が難しくなった時、譜読みにとても苦労することになり、音楽を楽しむところまでたどり着かずに挫折してしまうということになりかねません。
逆に、この4つがしっかり身についていれば、例えピアノ教室を卒業したとしても、将来弾いてみたい曲と出会った時、気が向いた時、自力で楽譜を読んで、自由に演奏を楽しむことができます♪
当教室のレッスンでは、ピアノを弾くだけでなく、カードやボード、ノート、打楽器等を使いながら、音を読む、歌う、並べる、書く、叩く、体を動かす・・・等様々なアプローチから基礎をしっかりと身に付ける「ソルフェージュ」の時間を設けております。
お子さまの年齢や性格、好きなものや苦手なものによって、どのようなアプローチが効果的かは異なりますので、内容はおひとりおひとり違ってきます。レッスンの中でコミュニケーションを取りながら、それぞれにぴったりの方法で「基礎」からしっかり身に付けていきましょう♪
写真はお子さまの導入期に使用するソルフェージュの教材の一部です。カードを並べて歌ったり弾いたり速読したり。ゲーム感覚で楽しみながら基礎が身に付きます^^